雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

'18 夏ドラマ視聴開始

あまり興奮する作品がない

テレビドラマなんて1クールに1種類見るか見ないか、の私が今季はなんと初回5種類も見てしまった。とはいえ早くも脱落派多数。「おっさんずラブ」の面白さは、まだまだ破格だったか、と思い知る現在。ひとまず1回目の印象をまとめて。(超辛口になるかも。)

健康で文化的な最低限度の生活(火曜日)


おっさんずラブ」はるたんの好演で、田中圭ファンとなってしまったので、ひとまず圭君目的で見ています。舞台「サメは泳ぐ」の稽古と重なるために、本人的にも出演作としては抑え目というか、スケジュール穴埋め&チョイ役での起用を匂わせている感じ。


もともと、OLでの大ブレイク前に組んでいる仕事が1年近く続くと思われるので、「今までの田中圭」流儀で確保しているドラマ・映画が続くわけですね。ブレイクに水を差す、というか普段通りで動いてれば、そりゃあ自然と落ち着いてくるはず、と本人も半分覚悟しているのが分かります。


京極係長、とても男らしく素敵な役どころ、ですが、この役が田中圭である必要性は全くなく、他の男優でも全然構わない、というのが残念ポイント。加えて、ドラマの内容がとてもつまらない。主演の吉岡里帆さんも女性にあまり好かれないタイプ、というのを最近知りましたが(私も同感)、それより、「いや主役タイプじゃないでしょ、どう考えても。」という感じ。


せめてもう少し演技経験をつけて、いぶし銀的に上手になってからの起用、というのならまだ分かりますが、特に人気あるようにも思えないし(失礼)、あまり主人公に共感が持てないのも痛いところ。でもそれより何より、脚本に難ありです。生活保護がテーマなので、もちろん現実の方がまだまだ厳しいでしょうが、なんか見ていてメゲるドラマってしんどいです。


唯一のホッと安らげるのは、井浦新さん演じる半田さんの存在。ソフトでちょっとコミカルで大人の男の揺るがない魅力を醸し出して、安定感抜群。第一話で、圭君とのコーヒータイムが至福の時間でした。良い男同志のリラックスタイムで。評判が良いのか、「アラタナカー」というコンビ名(笑)も出来て、フジご推薦となってます。


視聴率獲れる気でいたのが分かりませんが、少なくてもレギュラーに良いメンツ使ってるのは確か。にもかかわらず、なんで無名のゲスト(生活保護受給者)達の素人くさい演技を延々見せられるのか、圭君出ていなかったらとっくに脱落組になってたはずですし、最後まで見るの、しんどそう。今後、京極係長の活躍回が少しはあるかもしれないので、切るに切れないのがジレンマ。

ハゲタカ(木曜日)


こちらも綾野剛君目当てに見始めた作品。以前、NHKでドラマ化されてかなり話題になった作品とのことで、比較されて大変だと思いますが、視聴率ではなかなか好発進してますね。私的には、全然期待してなかったので、特集記事もほとんど追っかけていない作品。


2017年に「フランケンシュタインの恋」「コウノドリ」と、剛君の主演ドラマを追いましたが、どちらも不満が残る作品でした。連続ドラマって最初から面白い!と感じないと、途中からすごく面白くなることが滅多にないので、その後は惰性で見続けるしかなく、結構しんどい作業となります。


どの役にも真剣勝負、持前の気合いを存分に注ぎ込む剛君の暑苦しいくらいの情熱は、画面から滲み出てくるのですが、ドラマ自体のアッサリ感とマッチしないことが多くて、なんか一人浮いてしまってる気もしなくはない。


「ハゲタカ」も、脇にベテラン勢が多数固めているだけに、剛君本人の力みがすごくて初回は「あちゃー」と思っていたのですが、2回目で少し見慣れてきたのか、半沢直樹ばりに毒を吐くシーンなんかが、勧善懲悪テレビ的で面白い、と初めてピンときました。


番組が始まる前に週刊誌のインタビューで珍しく弱気だな、と思う発言があったので気になってました。「うまい役者はいっぱいいる」なんて、「彼でもそんなこと言うんだ~。」て驚いたんですよね。ちょうど、OLでの演技で圭君の再評価されていた頃だし、「ハゲタカ」での渡部篤郎さんや小林薫さん始め、そうそうたる男優さんに囲まれて自信が揺らいでた時の発言なのかもしれませんね。


ベテラン俳優さん達の緩急に長けた演技力ってやっぱり長年のキャリアからくる余裕そのもので、30代の人気俳優達にはなかなか備わっていないものだから、自分が向かうべき新しい壁が立ちはだかっているのかな?と感じながら、役者目線で見ています。


帰ってきたヒロイン沢尻エリカさんの女優としての安定感もすごい。彼女がいることで、スーツ姿のむさくるしい男ばかりのこのドラマに、ちょっとした色香が出てるのが分かりますもの。ドラマとしての面白さはこれから出てくるのかな、そこまで楽しみというわけではないですが、それとなく追えそうなドラマです。

dele(金曜日)


深夜ドラマで、山田孝之菅田将暉という組合せなので、一番期待したのがこのドラマ。デジタル遺品を題材にしているだけに、今風の話題で興味深かったのもあります。初回は、期待したほどではありませんでしたが、それでもところどころ目が離せない部分もあって、それなりに満足できました。昨今流行りの1話完結お仕事ドラマなので、淡々と楽しめそうです。



飄々として大胆というか、お調子者の菅田君はかなり役に合ってる感じ。珍しいボサボサの長髪で間の抜けた表情も愛嬌を感じさせ、それでいて安定した演技力。


山田孝之君については、ちょっと前に「カンヌ映画祭をめざす」というドキュメンタリー風バラエティ(?)で好き勝手・我がままを貫きまくり、「なんなんだ、コイツは。偉そうに。」と苦手感が増したんですが、ドラマで見る分にはドSキャラであろうがサスガの風格。

その他 脱落したドラマ

「グッド・ドクター」と「ヒモメン」。やっぱり苦手だった山崎賢人。巷では、自閉症について名演技と絶賛コメントあるみたいですが、ゴメンなさい、私にはかなりヘタで不満足なレベルの演技に見えました。特に病名と医学知識を独り言のように羅列するところが、大学生の丸暗記状態で全然説明として頭に入ってこない。


ちょうどWOWOW放送のアメリカ版「グッド・ドクター」を見てる最中だったので、日本版のあまりの登場人物のキャラの弱さとか規模の違いに、「これって子供向けドラマ?」と感じてしまったのも大きいです。久しぶりに連ドラで見た、上野樹里ちゃんは、とても良かったですが。元々韓国ドラマのリメイクだけに、そちらに内容は寄せているのかな。


「ヒモメン」これも全然響いてこなかった。OLの後番組ということで、一応気になるので見ましたが、こちらも脚本がこなれてなくてテンポが悪い。演技派の窪田正孝君は、力の抜けたヒモっぷり全開で確かに可愛いのですが、私は相手役の川口春奈ちゃんが苦手なんだろうな、全然魅力的な組み合わせに見えず、ただツライだけで途中で中断してしまいました。


やっぱり「おっさんずラブ」の牙城に迫るほどのドラマは何一つ無く、これが普通なんだなと気付かされる始末。(やっぱり本当に熱狂的ブームを呼ぶ作品は、数年に一度しか出ない、ということか。)ただ、OL以後、視聴率だけではなく、今後は評判や人気の視聴熱も注目を浴びるようになってくると思うので、ドラマ制作の人達には頑張って欲しいものです。


役者は若くても実力ある人達が結構出てきてるので、あとは何といっても脚本だなあ。それから、キャストの組み合わせの妙も大事。OLが示したものは、いっぱいありますね。

ことのはドリップ8 in 仙台(備忘録)

一番のハプニング 曽世さん危機一髪!

劇団スタジオライフのスター役者曽世海司さんのトークライブに行ってきました。地元での開催は今のところ、全通記録更新中ですが、楽しいお喋りやカフェ漫才に満足してあまり感想を書いたりはしてませんでした。


ブログに書こうと身構えると多少なりともネタを覚えなくちゃならなくて、忘れっぽい自分には実はハードルが高い。そんなわけで、サボり続けておりましたが、昨夜のハプニングだけはなかなかないことなので、備忘録として書いておこうと思います。


なんと開場直前にお店側のダブルブッキングが発覚!お店が歌のライブとして使用されており、1時間開演が延びてしまいました。曽世さん自身も到着間際に聞かされたそうで、入口近辺で大いに焦ってお客さんへの説明をしておりました。


こういう時に本領発揮となるのが彼の話術の巧みさ。一番焦って困ってたのは曽世さん自身だと思いますが、危機管理のなせる業か、ちゃんとお店側への配慮もしつつ、お客様への丁寧な説明も怠らず、近くに涼をとれる無料の施設を紹介したりと気配りしまくりでこちらが恐縮するほどです。


ここ数日、真夏を思わせる暑い仙台でとにかく不快指数の高い日ではありましたが、なんとかハプニングをやり過ごし、無事にトークライブ開演。その後は集中力も切れることなく、いつもの曽世節全開でした。


カフェ落語の題材は、「百年目」という題目で全然聞いたことのないものでしたが、曽世さんのアレンジで、有力議員のカタブツ秘書がオタク男子と「無縁坂634」なる架空の地下アイドルを応援してライブ参加しているという話に大胆アレンジ。


AKBグループ名称を挙げるわ、オタ芸披露するわ、ステージングの再現まで完璧。本当にネットだけでそれだけの情報頭に入れてるのか、それともどこかに本当の”アイドル推し麺”いるのか?と勘繰りたくなるほどの巧みな話術で引き込みまくり。


落語にほとんど興味のない私でも、曽世さんの作り出す奇天烈なストーリーには毎度感心させられます。半数以上が一般人のお客さんということもあって、冒頭、自分の属する劇団の説明も丁寧にしてくれます。


最近作の「アンナ・カレーニナ」では、ヒロイン・アンナを熱演し、名女優っぷりをあますところなく披露していたのですが、「女性も演じる劇団で・・・真面目に演じるてるんですよ。」なんて超謙虚に説明していて、自己アピールしないところなんかも奥ゆかしい。


第二部は、客席からもらったワードを元に即興フリートークや、桃太郎のお付きの家来を他の動物に例えたら、なんて企画ネタをやってくれました。ご当地ネタでこの日は、羽生結弦選手の名前が2回も出てきて、氷を滑ったり、ジャンプ飛んだり、ポーズを決めたり口真似で再現してくれる大サービス。


この日聞けた話で興味深かったのは、中高とバドミントン部に所属していたことですね。お兄様の影響で入部したものの、年中体育館での活動で色白なままですし、マイナースポーツ(当時は)というのも耐えられず、高校時代は3か月ほど男くさい「青春」のイメージのラグビー部に所属したそうです。


ところが、どうにもバドミントンがしたくなってきて、「自分でも気づかぬうちに、いつの間にかバドミントンが好きになっていたようです。」とバド部に再入部したとか。曽世さんの根っから体育会系かつ細やかな気配りってこの辺にもルーツを感じさせますね。


また人生最大のハプニングは、今日の一件と、少年時代に買ったばかり自転車を盗まれてお父様に怒られる!と怯えたこと、なんだとか。今は東京に住んでいて、たまに仙台に帰ってきて街の変化に驚く、とか私も似たようなこと感じるので、勝手にシンクロさせて聞いておりました。


マイペースに、でもやりたいことは必ず実践する、そんな曽世さんにまた元気をもらった1日でした。


miyabi2013.hatenablog.com