雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

BL・同性愛

意外な掘り出し物 映画「愛の言霊」

BL映画の名作 何かと前評判が高かったこの作品は、ちょっと前に見ておりました。こちらは、コミックスが原作。確かに確かに、高評判に納得!BLでありながら、ちゃんとした(←なんか変な表現ですが)同性愛映画にも見える、まさに境界に位置する作品。破…

そして春風にささやいて(2)

新鮮で仄かな笑いに包まれる 今年初めに脱線?したつもりで書いた「ボーイズラブ」の世界。その後、意外にレンタル店にも置かれていることを発見し、そこそこ楽しんでおりました。つい先日、『そして春風にささやいて』もめでたく発売されたので、勝手な見ど…

「運命のコドウ」 ストーリーは無茶だけど役者は魅力的

テレビ東京系深夜ドラマ「恋愛診断」シリーズ。顔の濃い河合龍之介君と熊井幸平君の純愛。医者とスポーツインストラクターという組み合わせなのですが、このドラマは突っ込みどころ満載でした。 もうあまりに突拍子もないシチュエーションがてんこ盛りで、シ…

「カリフォルニア物語」もうすぐ開幕!

スタジオライフ初のプロデュース公演 スタジオライフについて「ずいぶん書いてないなあ・・・」と思って振り返ってみたら、なんと半年ぶりでございました(汗)。冬に見に行った『アドルフに告ぐ』は、なんだか気力が萎えてしまい、そのままスルーしてしまった…

そして春風にささやいて(1)

柳下大主演 2月の映画 ひっそりと?公開中の映画です。どうやら『BOYSLOVE』シリーズに腐れ脳を刺激されてしまい、こんな作品を引っ張りだしてしまってます。もともとは「タクミくんシリーズ」という文庫にもなってるBL青春小説が原作です。 未読ではあり…

禁断?はたまたピュアラブ?「BOYSLOVE」の世界

正月明けのこの「時差ボケ」頭ではまともな思考能力は無く、ウニ状態なため、ちょっと思い切り逸脱してしまっていいでしょうか。なんだかブログがマズイ方向にいっちゃいそうで(汗)悩んだのですが、あまりに面白くてついつい手出ししないではいられません…

映画『王の男』

12月9日の公開初日以後、1週間経ってようやく見ることができました、イ・ジュンギ君の『王の男』。予想したセンセーショナルな歴史劇、長年の禁忌を破ったキケンな試み・・・というのにはやや薄く(日本のあらゆる芸術文化作品に蔓延する倒錯美に慣れてしま…

イ・ビョンホン主演『バンジージャンプする』

学生時代の恋人(女性)の生まれ代わり?と思い込み、高校生の教え子(男子)をどうしようもなく追いかけてしまう教師、の物語。勝手な想像ですが、韓国映画としては変わった部類の映画かもしれません。人気俳優、イ・ビョンホンが主演ですが、日本で人気が…

心を静かに焦がす映画との出逢い〜「メゾン・ド・ヒミコ」

はからずしも映画ネタが続いてしまうのですが、つい数日前にあまりにも衝撃的な出会いがあったために書かずにはいられなくなってしまいました。それは、『メゾン・ド・ヒミコ』という1本の邦画です。 もともと昨年、映画館内で何度も予告を見ていて、「かな…

毒とエロスの交錯する世界、「薔薇の葬列」

少年・ピーター、衝撃のデビュー作! 今から4年ほど前、'70年代リバイバルブームの最中、とあるカルト映画がリバイバル上映されました。その名前は、『薔薇の葬列』。昔から何度か耳にしておりましたが、おどろおどろしいポスターに恐れおののき(笑)、な…

青春のほろ苦い恋の痛み、渚のシンドバッド(男×男編)

これぞ、青春映画の傑作!・・・でしょう 誰でも経験がある、初恋(片思い)を描いた傑作映画が『渚のシンドバッド』です。世に言うありきたりな青春映画ではありません。これは男の子を好きになった男の子の映画なのです。 渚のシンドバッド [DVD]出版社/メ…

「バッド・エデュケーション」の強烈な世界

映画『バッド・エデュケーション』(邦訳:悪い教育、とはなかなか)は、なんと、全編ほとんど男しか出ていない!と驚いた映画でした。任侠・アクション映画でもあるまいし、こんなに女の出ない映画は初めて見ました(笑)。そう考えるとすごい映画ですね。 …