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雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

SW2日目 函館・五稜郭と元町ベイエリア

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その昔、TV・映画・舞台で題材にされた新撰組についてちょこっと調べていくうちに戊辰戦争の最後の戦闘(箱館戦争)の舞台となった函館・五稜郭のことを知りました。とはいえ榎本武揚土方歳三五稜郭を最後の基地として闘ったことは知っていても、いつ頃どんな理由で五稜郭が作られたのかは全く知らず、ただ”珍しいお城”の一つとして興味を持っていたのが事実です。


とりあえず朝一番の特急白鳥で函館へ。何故か今年は函館に行きたい!と漠然とした思いに駆られていたのですが、青函トンネル開通後、地元から飛行機の便がなくなり、やむを得ず鉄道での移動となりました。青森から特急で2時間ほど、青函トンネルを抜けて五稜郭駅で下車。ちなみに青函トンネルは、海面下240mの海底トンネルですが、多少トンネルの騒音が強いくらいで、「潜ってる」という感覚は全く感じませんでした。


五稜郭駅から100円バスで20分、更に5分程歩いて五稜郭へ到着です。公園として整備されているので、見た感じは他の公園なんかと、あまり違いを感じません。堀が時々、直角に折れ込んでいるような幾何学的な感じはありますが、盛土になってる部分へ上がったり周囲を歩き廻っても、星形の全景はあまり感じられませんでした。




もっと奥まで入ってみれば資料館などがあるのか?と思っていたのですが、これといって特筆すべきものはなく、唯一来年完成予定の箱館奉行所(工事中)があった程度です。その近くには昔の大砲なども飾ってありましたが、奉行所が完成すれば何かしらの展示物が飾られたりするのかもしれませんね。


 


いい加減、歩き疲れてきたので、五稜郭タワーへと向かいました。展望台がハイライト、だけあって中はかなりの人混みです。レストランや食材コーナー、お土産売り場などがあるため、次々と人波が続いているのです。土方歳三の銅像や新撰組グッズ*1も溢れていました。


展望台に登る料金が840円(大人)。内心、「高ーい!」と眉をしかめる感じ。何せ観光客は、ここからしか五稜郭の全貌を見ることができませんから、人の弱みにツケコンデ・・・という気も無きにしもあらずです。それでも実際、昇って五稜郭を見下ろすと、やっと圧倒的な迫力で星形が目に飛び込んできて感動しました。想像していたより遥かに巨大で、写真にも収まり切れない大きさです。


まるで定規で線を引いたような完璧な星形を見ると、やはり近代の建築物で、西洋の影響を強く感じます。五稜郭の歴史について、ミニチュアの人物模型や透明アクリルで展示されているのですが、狭い上に人混みも激しく、読むのを諦めて薄いパンフを貰ってきました。ごく簡単にまとめると、ペリー来航で函館が開港され、防備強化のために1864年に五稜郭が建設されたそうです。

【元町・ベイエリア】


もともとギリギリまで日帰観光するかどうか迷っていた函館だったので、前準備が出来ておらず、予想以上に見どころが多いことに廻りながら気付くというマヌケな顛末になりました。五稜郭観光後、市電に乗換え、元町〜ベイエリア方面へ向かいました。元町付近は、函館山に向かって急な坂道が数多く伸びています。そして登りきったあたりに教会や西洋風歴史的建築物が集まってました。



乗り込んだ市電。いろいろなタイプの市電がありました。結構、揺れが激しかったです。


とにかく坂がきつかった。でも見下ろすと海が見えて眺めが良かったです。


最初に着いたのは、ハリストス正教会。純白の美しい教会で、ここだけ見るとヨーロッパのよう。目を道路に転ずれば、黄色の消火栓が紅葉に映えてとても素敵に見えます。ロマンチックな町並は、全体のムードがあってこそなのでしょう。すぐ道を入ったところには、ロシア正教会系やプロテスタントの教会も集まっていて、なんだか不思議な”教区”街となってるようです。



この後、旧函館区公会堂へ行きました。薄ブルーに黄色の派手な装飾が強烈な印象を残すこの建物は、建物内部も公開されておりました。更に1000円で舞踏服レンタル&メイクアップで鹿鳴館時代のようなゴージャスな写真を撮影してくれることもあり、何人もの若い女性がドレス姿に変身して写真を取り巻くってました。ドレスには興味がないと思ってましたが、仮装気分は、ちょっと羨ましかったかも。


ヨーロッパと違うのは、やはり木造建築が主体ということですね。階段も床も年季が入って焦茶光りする木製でどことなく和の趣があります。この建物から元町公園や波止場が一望できてなかなかの美しさでした。


ところがこの辺りから、急斜面に加え石畳と増えた荷物により、体にガタがきてしまい、腰痛も出て散々な状態に。もっともっと見たい動きたいのに、思うように体が動きません。なんとか赤レンガ倉庫群にまでたどり着きましたが、ショッピングどころではなく、食事休憩をとりながら騙し騙し動いてました。



赤レンガ倉庫群と函館山です。


函館山のロープーウェイも見えて、有名な夜景にも心惹かれましたが、再びあの急な坂道を登りきるのはまず無理ということで、駅まで戻りましたが、中心部はことのほか高い建物がなく、むしろ他の町より暗いぐらいでしたので、夜景は楽しめませんでした(涙)。蟹や魚介類も食べずに考えてみれば、あまり函館らしい楽しみ方ってしてなかったなあ〜、と少し後悔しています。


是非ともいつかリベンジしたい!さすが「魅力的な町ナンバー1」に選ばれただけある函館でした。北海道って日本だけど、やはり異国情緒が感じられて素敵です。

*1:会津、京都、多摩など新撰組グッズはどこにでもありますね。