雅・処

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目黒蓮主演映画「わたしの幸せな結婚」 斜めな感想

ようやく見ました

Snow Manの推しの1人、めめこと目黒蓮の主演映画「わたしの幸せな結婚」を見てきました。上映開始から2週間近く経ったでしょうか。久しぶりの映画館でした。


そういえば前回見た映画も、めめの映画「月の満ち欠け」でしたね。その映画もラブの部分の強い映画でしたが、今回もピュアラブストーリーです。はあ、私の苦手なジャンルですね。


いや、恋愛映画が苦手なわけではありません。これがBLなら、大概の恋愛映画でも楽しめるという偏った(腐った、というべきか・・・苦笑)脳構造なので、男女の青春映画、めっちゃ苦手💦なわけです。


長い人生で苦手といえど純愛映画は山ほど通ってきたので、ただただ食傷気味というそれが根本の理由かな。若い人にはごめんなさい🙇という感じですけどね。


それに美男美女が当たり前の世界観で恋愛の大変さ、すれ違いとか傷ついた、とか「おいおいふざけんな~」というのもありですね(ただのヤケっぱちかい)。


どうしようか今回はスルーか、めめの麗しい軍服ロン毛は目の保養だけど・・・とかなり悩みました。それが見たい映画は初日付近に駆け付けるという私の流儀から遅れに遅れた、この状況でした。


Snow Manファンの勢いや「Silent」以降のめめの大躍進を考えると大ヒットは考えられるラインではありました。おまけにものすごい宣伝量。番宣の山、雑誌表紙の山、たとえ好きでもさすがに出すぎじゃね、と思うほどの露出度。


結局のところ、背中を押したのは(ファン以外の)映画を観た人の評判などがきっかけになりましたね。「想像していた以上の思わぬ収穫」という声を聞いて、「よし、それなら見てみるか」と重い腰を上げた感じでした。

今田美桜の圧倒的な可愛さがスゴイ映画

いつものごとく前置きが長いのですが、うん、確かに面白かったです。ただの純愛ではなく(いやそれこそ純愛部分もなかなかに強烈でしたが)異能の家系に生まれた2人の男女の蟲との命懸けの闘い、みたいなSFチックな要素もあり。


原作未読なので、いくつもの家系の話とか、登場人物の話とかに若干混乱しつつもなんとか最後まで飽きることなく見せてもらえましたし、2人のファン以外の人達へのアプローチは良かったんではないかな。


しかも、なんか続編匂わせもあり・・・でしたね。その昔の映画「帝都大戦」(ちゃんと見てないけど)とか「キャシャーン」とかCGにあの編の世界観を感じましたね。和洋折衷、大正浪漫の華やかさも満載でした。


いやいやとにかく私が一番強烈に印象づけられたのは、めめのビジュアルよりも今田美桜さんでしたよ。おめめまん丸で、絵にかいたような圧倒的な可憐さと健気さの奥深くに見える芯の強さまで圧巻のヒロインぶり。


しかーし、美世はそれこそ私の最も嫌いなタイプの女主人公なんです。愛する男性の後ろを歩き、主体性がなく、純情で、健気で、か弱くて守りたくなる、でも芯は強くて愛情深いの・・・って日本のアニメ・漫画界に巣くっている女キャラそのものじゃないですか。


ごめんなさい、こういう女の子、現実にはそうそういないし、そういうお人形さんみたいな女の子を必要以上に持ち上げ崇めたから男女の分断が起こってるわけだし、同性だけど絶対的に異質モノとしてしか見られないんです。


そういうちょっとやりすぎなくらいな儚いキャラクターを生き生きと演じて、嫌味を感じさせない今田さんの素質の高さと演技力に脱帽ですよ。正直、めめの演技力は彼女の域には達してない、という感じでした。


冷徹なキャラクターの中に、ちょっと揺らぎというか優しい部分が垣間見えるとき、仮面が外れてもろ「目黒蓮自身」に見えた瞬間が何回かありました。ビジュアルが美しいだけにキリリとした表情を作ればそこそこ成立する役柄だったですし。


だからなあ、「Silent」で大ヒットをしたのは、めめにとってちょっと大変だな、と思わなくもないです。Snow Man人気の立役者として、めめ自身の今後の可能性を拡げたのは間違いないけど、まだ実力以上に名が売れてしまった感じがして危うい。


金の生る木の目黒様、としてすでにマスコミにチヤホヤされまくってるし。まあ、そんな私の心配なぞに負けない運と精神の強さは持っていると思いますけどね、目黒蓮という男は。(きっと取り越し苦労になるでしょう)


めめと今田さんは、次のドラマでも共演するそうですし、続編もありそうな勢いだし、お似合いすぎてちょっとリアルな心配もないわけじゃないですけどね(世のめめファンは感じているのではないでしょうか)。


と、最後まで脱線しまくりでしたが、この映画、大西流星君とか西垣匠君とか小越勇輝君とかプチ興味ある可愛い子達が大量出演していてなかなか楽しめました。


彼らとめめは同世代の役者なのかあ、とか不思議なご縁を感じました。めめは今後、どういう人達と共演していくのでしょうか、それも楽しみなんですね。でも誰と一緒でも頭一つデカイ、あの身長差はすごい武器だな、と。

おまけ

ところで、予告でSnow Manの「滝沢歌舞伎ファイナル」の映像が見られたことと、主題歌「タペストリー」が流れたのがやっぱり嬉しかったですね。


そして、SnowManメンバー全員と上映を見た後に、「友達を誘ってもう一度見に行くよ」と言ったというしょっぴー(渡辺翔)。最近とみに仲の良いめめなべコンビの会話を想像しながら心の中でニヤニヤ。


それこそ、しょっぴーも映画出て欲しいな。現実世界で多く見せる、キザで勝気でイケメンな役どころではなくて、絶対、彼はウケが似合うタイプ(必ずしもBL世界という意味だけではない)と私の脳みそが反応しています🤣。


病弱で儚げな、強い男に守られる役とかやって欲しいんだけどな~。あの独特の艶っぽさと繊細さは、他の役者ではそうそう見ないんですけどねえ。映画・ドラマ関係者は、誰か分かって欲しいと痛切に思います。


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