雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

スタジオライフ韓国公演 番外編(1)

FC会員限定の催し

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もともとは、「ファントム」公演中に広報された韓国公演ツアー。迷いながらも参加することを即決。ファンクラブ主催の海外ツアーは、ロンドン、2年前の韓国*1に続いて3回目。過去2回の日程は、平日が多く、どう考えても無理だべさ、なノリ。それに加えて、今回のような海外公演はなく、役者さんとの触れ合いがメインのもの。


もちろんスタジオライフは大好きだし、できるものなら参加したかったのは事実ですが、それでも公演付ではないということが、諦めきれた1番の理由です。それだけに初の海外公演には、是が非でも参加したい、と思っておりました。で、実際に”無理”をおしての参加にはなりました。


ツアー日までは、本当に行けるかどうかという心配や海外旅行の準備も含め、心の休まる日がない2ヶ月あまりを過ごして、純粋に楽しみが膨らんだのは渡航1週間前になってから。今回のツアー参加のファンの方達とも、私と同様、「えいやー!」とばかりに一人で参加した方が多数おり、ちょっとした戦友のような気持ちになりました。ホテルに戻ってから、オールナイトでスタジオライフを酒の肴に盛り上がる、なんてことも本当に何年ぶりのことで、少ないフリータイムも楽しみました。


それにしても旅行会社から最終日程表をもらった時は、目がまん丸に。自由時間がほとんどない!!(汗)。確かに目的は、あくまで劇団の応援ツアーですから、観劇中心なのは当然のこと。しかも、劇団員との交流パーティが連日予定され、ソウルタワー散策まで日程に入っていました。本当にこれでいいのか?!とちょっと複雑な気分になったり。

【パーティイベント】


一番最初の交流イベントは、19日深夜のパーティ。パーティと言っても居酒屋で乾杯、という感じのアットホームなものでしたが、真夜中に集合し、次の日に千秋楽を控えた役者さん達はお酒も飲めない状態。さすがにこの日のパーティは、なんだか役者が気の毒に思えてしまう感じでした。また、私達ファンも移動疲れ*2と観劇までのドタバタで、結構疲れていたので、この日はなくてもよかったかも・・・なんて思ったり。


それでも役者の顔を見れば元気が出るゲンキンな我ら(笑)。狭い居酒屋の中、化粧を落とし、イケメン集団というより、どこぞの”アンちゃん達”な劇団員。ファンの視線を浴びながら、どこへ行けばいいのか、ウロウロソワソワしているのが可笑しい。初日のパーティだけは、全役者が各テーブルを廻る、という趣旨で進行役・吉田君が仕切る”鬼の4分カウント”の中、次々に移動していきました。


流れ作業ではありましたが、芝居の疲れもあるだろうに、知らないファンが大勢いる中で嫌な顔ひとつせず、ファンサービスに励む劇団員には頭が下がる思いでした。10年以上ファンをしていながら、話すどころか、一度も写真を撮らせてもらったことのない中堅役者さんも居て、「こんな日がこようとは・・・」と感慨深かったり。


若手もベテランも皆、韓国公演の手ごたえを感じながら、上機嫌でお話をしてくれました。「船戸のヤツ、出てもいないのに、なんであんなに大きく写ってるんだ!」と韓国版ポスターに毒つく役者もいて大笑い。もっともっといろいろなことを聞きたかったのに、4分間は一瞬です。写真を撮らせてもらえるのは嬉しいけど、その時間が邪魔に感じる時もありました。


2日目、3日目のパーティやランチパーティには、役者さんは2,3人に限定されてゆっくり話を聞ける状態になりました。担当役者を中心に配置されているので、これはこれで嬉しい反面、韓国公演の裏話がもっと聞きたくなってきて、「藤原さんや倉田さんの話を思う存分聞きたかったな~。」と、どこまでいっても足ることを知らぬ子供状態の私。


その藤原さん。2日目のパーティのシメで、酔いもまわってほどよく赤ら顔になりつつも「こちら(韓国)の関係者に、”今まで日本の劇団は、沢山ソウルに公演に来ましたが、スタジオライフのように100人を超えるファンを連れてきた劇団は初めてです!”と言われたんです。」と上機嫌でお話していました。本当、よく来たよな~、ワタシ達(笑)。

【ソウルタワーで遠足気分】


ソウルタワー散策は、晴天の屋外で、ちょっぴり観光気分も手伝い、一番思い出に残りました。役者達も、絶えずファンサービスをしながらも、しばし”素の自分”に戻って楽しんでいたような?。ファンは、2,3人の役者が引率するグループに分かれて、おもいおもいのペースでソウルタワーに向かいました。



恋人達のデートスポットらしいソウルタワー。絵馬ならぬ願い事を書いたハートの鍵がツリー状になってました。


入場チケットを買ったり、テディベアと戯れたり、記念撮影タイムが始まったり、と同じ区域にいながらも全くバラバラの遠足みたい。後から他のグループに参加したファンから、違った話を聞けるのも面白かったです。とあるベテラン役者は、どんな時にもちゃんとファンの人数を確認して、はぐれた人がいないよう気を配っていた、さすがだわ~と感心したり。



ソウルタワーの中にテディベア博物館があり、韓国の歴史をくまさん達が表現しておりました。可愛いけど、動物やぬいぐるみには興味ないので淡々と眺める。


たまに別の役者のグループに出会うと役者同士牽制しあったり、先輩から後輩へ毒舌や叱咤が飛んだり、と見ているだけで可笑しい。「私生活までベタベタした付き合いはしていない。」と話す劇団員ですが、それでも普通の男仲間の集まり、とは違う空気感があるようで、その適度な距離感が見ていてたまらない感じです。


漏れ聞いた話からも、体育会系でヒエラレルキーが強い劇団だな、というのは、結構感じましたね。中にいたら、馴染むまで結構大変だろうな、ここ(笑)。オーデション雑誌を見て、なんとなく入団してきた劇団員が多い、というのも常日頃不思議に思っていたことなのですが、憧れて入団してきたら(→ いるんか?、そんな男子(笑))かえってギャップに苦しむかもしれません。


ソウルタワー内でも、あちこちで韓流芸能人のポスターやパネルを見かけました。スタジオライフの役者一同と廻っている時も、「この人、名前なんだっけ?」と役者に聞かれたりして、とても不思議な気分になりました。ファンの中にも韓流ファンもだいぶ混じっているようでしたが、右に小劇団役者、左に韓流芸能人写真、一体どっちが本命?なんて思ったり(笑)。私は、小劇団役者しか目に入らない側で良かったな、なんて感じでした。

【次回に向けて】


最後のサヨナラパーティでは、締めくくりに役者全員のコメントがありました。韓国公演成功の美酒に酔いしれて、頬も紅潮させた劇団員達。開放感と高揚感に満たされ、とびきりの笑顔が皆可愛い。トリを務めた曽世さんが、調理場やガイドさんも何事か?と見てる中、全員コールでの催促に応じて、「GET DOWN!」を振付つきで披露してくれるなど、何でもあり、な盛り上がり。


倉田さんの話では、今回の公演で、「チャングム」のプロデューサーが観に来てくれて、同時期に3種類*3の「十二夜」公演が乱立している中で、スタジオライフがダントツで良かった、と褒めて下さった、という話をしてくれました。演出家としては、最も嬉しい瞬間ではないか、と思いました。


何人かの役者が(勢いで)また近いうちに韓国公演がありそうなニュアンスで話していましたが、楽しみな反面それは課題も多いかも、と思ったり。当初、無謀かと思った韓国公演も終わってみれば、4回の公演では、少なすぎると感じるほどの成功を収めました。しかし、「次回は一体何を持っていくのか?」と考えると、代表作と呼べるものが少ない上にシュミ的に偏ってるこの劇団には、ちょっと難しいものがあるような・・・。


個人的に一番印象に残ったのは、49kgまで体重を落とすほどのプレッシャーを受けながらも、公演成功に奔走した吉田君の熱いコメントでした。役者を辞めて裏方に徹している彼に対し、小声で「でも彼はまた戻ってくるような気がするわ。」と囁いた倉田さんの言葉にもグッときてしまいましたし。初めての海外公演は、運や偶然で成り立つような簡単なことではなかったでしょうが、また奇跡を起こしてしまったライフ。やっぱり半端ない努力の結集が実を結んだのではないか、と思います。


それにしても劇団員が毎日、当たり前のように私達の間に混在してるなんて贅沢な情景に感覚が麻痺してましたが、こんなことは二度とないような奇跡的なことなんだぞ、と自分に言い聞かせてないとマズイ、という感じでしたね。観光する時間がほとんどなかったのは、私達だけではなく、劇団員も同じこと。本当にお疲れ様、でした。


miyabi2013.hatenablog.com
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*1:当初NYの予定が9.11テロの影響もあり変更になりました。

*2:私は、その前日からの移動であまり寝ていなかったので更に辛かったです。

*3:実際は、小さいもの含めると5種類の公演があったようです。