2005-01-01から1年間の記事一覧
行けなかった友人達に捧ぐ ということで前回に引き続き、劇団スタジオライフ(Studio Life)のイベントレポをお送りします。今回のメインは、スペシャルタイムというイベントの中の’イベント’。10分区切り20名ほどのファンを1チームとしてイベント会場ツア…
よく見ると、なかなかマニアック 劇団スタジオライフ(Studio Life)・真夏のイベント開催2日目の今日、シアター1010に行ってきました。今回は、過去の舞台で使用された、小道具、セット、衣装に加え、過去ビデオのミニ上映会、2回の劇団員のトークショー…
角川映画の黄金時代(?)に製作された『里見八犬伝』(鎌田敏夫原作、1983年作)は、今でも大好きな作品です。もともと江戸時代に滝沢馬琴が書いた長編小説「南総里見八犬伝」がモチーフです。 この作品は、コミック、アニメ、抜粋小説、アレンジ小説、芝居…
私の子供時代には、現在のようなコンピュータゲームは皆無で、「ゲーム」と聞いて連想するのが「ボードゲーム」でした。有名どころでは、オセロや人生ゲームなど(家庭盤と呼ばれるそう)板上に展開されるゲームです。 しかし、私が惹かれていたのは、エポッ…
少年・ピーター、衝撃のデビュー作! 今から4年ほど前、'70年代リバイバルブームの最中、とあるカルト映画がリバイバル上映されました。その名前は、『薔薇の葬列』。昔から何度か耳にしておりましたが、おどろおどろしいポスターに恐れおののき(笑)、な…
これぞ、青春映画の傑作!・・・でしょう 誰でも経験がある、初恋(片思い)を描いた傑作映画が『渚のシンドバッド』です。世に言うありきたりな青春映画ではありません。これは男の子を好きになった男の子の映画なのです。 渚のシンドバッド [DVD]出版社/メ…
世の中が軽チャー全盛だった'80年代中盤、「パチ・パチ」という音楽雑誌が創刊されました。ロックミュージシャンやシンガーソングライターの若手を扱ったこの雑誌で、米米CLUB、渡辺美里、ストリートスライダース、BOWY等沢山のミュージシャンの名前…
映画『バッド・エデュケーション』(邦訳:悪い教育、とはなかなか)は、なんと、全編ほとんど男しか出ていない!と驚いた映画でした。任侠・アクション映画でもあるまいし、こんなに女の出ない映画は初めて見ました(笑)。そう考えるとすごい映画ですね。 …
画像は、佐藤ラギ著書「ギニョル」です。ただ表紙に惹かれて購読したものの、読み終わってから、ちょっと気分が悪くなってしまいました。 裏町で拾った人形のように色白の少年、ギニョル。主人公の男は、彼を連れ帰り監禁してサディスティックな虐待をするう…
7年ぶりの萩尾望都作品「メッシュ」 珈琲ブレイク?にスタジオライフ(Studio Life)ファンにしか分からないと思われる芝居の感想などを。 昨今の私のスケジュールは3ヶ月毎に山場を迎えます。無我夢中になっていた時期はおそらく過ぎてしまってますが、何…
今や有名すぎる若手俳優の藤原竜也君を初めて見たのは、『身毒丸』を15歳で演じた初演の舞台でした。 涼しい瞳をした非常に幼顔の少年で、一目見ただけで「これは見逃せない!」と思ったものです。あまり演劇など見てない頃でしたから、蜷川氏演出のこの『…
サンドラ・キム 「あこがれ」 '86年 '86年に日本で放送された「世界歌謡祭」で金賞受賞したベルギーの少女歌手。フランス語で歌ってます。真っ赤なジャケットでノリノリで歌ってた姿に一目惚れ(笑)しました。日本盤がリリースされて聴いたのですが、現在に…
男性だけの聖なる空間へ 『1999年の夏休み』と異なり、原作の舞台版として『トーマの心臓』を成功させたのが劇団スタジオライフです。それも劇団の演出家兼脚本家である倉田淳さんの熱意の賜物に他なりませんが、2次元の世界を3次元化するのは至難の業だっ…