雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

劇団スタジオライフ-本公演

スタジオライフ『銀のキス』観劇記(2)

脇役がイケてます! まっさらの状態で観劇して、最初がVチームの山本芳樹&松本慎也組だったので、全体的にこちらのほうがかなり印象に残りました。サイモン役としては、多少抑えの効いた曽世海児さんのほうが好みかもしれませんが、芳樹君のなんにつけても…

スタジオライフ『銀のキス』観劇記(1)

ヴァンパイアシリーズ第3弾 今週末にスタジオライフの『銀のキス』を見てきました。いやあ、シアター1010(北千住)の空間がとても懐かしかった・・・です。私はこの劇場で過去に見たものでは『パサジェルカ』が一番脳裏に焼きついてますが、どうも冬場の…

スタジオライフ ’06『夏の夜の夢』(1)Wチーム観劇記

可憐なちっちゃい子チーム 罪深き私は、愛するカシちゃん(貴城けい)のコンサート千秋楽の時間に↓を見に行ってしまってました。仕方がないとはいえ、今回ばかりは、かなり後悔の念に襲われました。過去にもバッティングで、ライフを取るか、ヅカをとるか、…

スタジオライフ『夏の夜の夢』(3)Yチーム観劇記②

笑えたりそうでなかったり・・・笑いって難しいな やがて主要登場人物が一気に登場します。若いながら威厳あるシーシアス役のマッキー(牧島進一)の美声も、澱みなく響き渡り、「素敵・・・」と酔いしれます。このところ、ちょっと損な役どころが続いたマッキーで…

スタジオライフ 『夏の夜の夢』(2)Yチーム観劇記①

ライフ初の”歌う”シェイクスピア劇 昨日、ようやくスタジオライフの『夏の夜の夢』を見てきました。6月に新作案内を聴いた時は非常に複雑な思いに駆られたこの演目。 何といっても軽やかに書かれた「歌うスタジオライフ」というキャッチコピーにうすら寒い…

「トーマの心臓」過去話(2) ’03名古屋公演編

愛知勤労会館の思い出 今年のスタジオライフの「トーマの心臓」公演完了からだいぶ経ってしまいましたが、そろそろ落ち着いて過去の思い出話も掘り起こせそうなので書いてみます。 名古屋で初めてスタジオライフの公演が行われる、と知りつつギリギリまで行…

とうとうこの日がやってきた、’06「トーマの心臓」東京千秋楽

28日Aチームの熱気ある前楽 さんざん『トーマの心臓』ネタを書きまくりましたが、いよいよこれで終結です。*1 気力体力の続く限り通い、心こにあらず、の日々からそろそろ脱却できると思うと、なんとなく安堵感があります。それにしても本当に”体に悪い”座…

’06 「トーマの心臓」備忘録

備忘録代わりに スローペースとはいえ、観劇が続いて心身共にお疲れモードです。役者と一緒に「ここが頑張りどこだ」と勝手に思ったりしています。観劇自体は、どんな芝居でも2,3回目くらいが一番盛り上がるのですが、この作品に関しては次に来る台詞が分…

スタジオライフ ’06『トーマの心臓』Cチーム雑感

よっちゃんの涙に惑わされ・・・ 約1ヶ月に及ぶStudio Lifeの『トーマの心臓』公演、私自身も”トーマ月間”になるとは覚悟していたものの、やはり疲れがそこここに出てきてます。役者はあのどっぷりな世界がずっとハイテンションで続くのだからさぞか…

’06『トーマの心臓』Bチーム観劇記(2)

変化はすぐにやってきた 開幕後2週間が過ぎ中盤にさしかかりましたが、本日はBチーム2度目の観劇でした。初回、その硬さが気になったユーリ(奥田努)は、驚くほど変わっておりました。良い感じに肩の力が抜けて、揺るぎない落ち着きぶり。 そして、トー…

「トーマの心臓」過去話(1) 林勇輔レトヴィ編

メインキャストの卒業公演から 2003年の「トーマの心臓」は、初演からメインキャストを続演してきた笠原浩夫さん、山崎康一さん、石飛幸治さんの卒業公演と銘打って、全国ツアーもあり非常に派手な公演になりました。いつかは終わりが来るとは分かっていても…

神々がお住まいになる世界 ~「トーマの心臓」挿入曲~

美しい旋律に満たされた作品 劇団スタジオライフ『トーマの心臓』を見てからこの芝居の挿入曲が、また気になって仕方なくなりました。再々演のパンフレットには、いくつか曲目が紹介されている*1のですが、私が知りたい曲は残念ながらこの中から外れています…

’06『トーマの心臓』Bチーム観劇記(1)

奥田ユーリの苦悩・・・? 喋りたいんだ、喋らせてくれないか・・・ (by オスカー)まさにそんな感じでとめどなくトーマレポが溢れる昨今。私にとってこの作品を見ることは、即ち”巡礼”に等しいこと。かといって「本当に原作の意味合いを100%理解しているのか?…

’06『トーマの心臓』Aチーム観劇記(2)

新しい学院生徒達への雑感 主要キャストへの雑感を力いっぱい書いてしまいましたが、他の登場人物にもいろいろと思うところがありました。まだまだ進化中なので、観劇が終わる頃には印象もだいぶ変わってるかもしれません。 まずはサイフリート(舟見和利)…

’06『トーマの心臓』Aチーム観劇記(1)

まさかの山本ユーリにやられてしまった! もう何もいらない、この瞬間さえあれば・・・そんなことを思ってしまった2度目の『トーマの心臓』観劇。いきなりの至近距離で、ベッドのまん前で見た山本芳樹くん演じるユーリに猛烈に魂を持っていかれてしまいました…

スタジオライフ版「トーマの心臓」が帰ってきた!

初日開幕! 紀伊国屋ホールの入り口で見慣れた顔立ちの二人のお兄さんが元気に声をかけてくれました。その昔、私が初観劇だったときのフレッシュ(新人)だったジュニ5の青木君&小野君。書店から繋がるこの老舗ホールの前でひときわ大きな声で堂々と↓ 「シ…

劇団スタジオライフと運命の出会い、『黒いチューリップ』

それはちょっとした運命?私が男性ばかりの演劇集団であるスタジオライフを知ったのは、『トーマの心臓』再演の頃('97あたりか?)だと思います。JUNE誌に小さくポスターが掲載されていました。とっても気になったのですが、そのポスターがあまりにも「ニュ…

’06年版 劇団スタジオライフ『トーマの心臓』始動!

キャスト一新、驚きの配役について とうとう発表されたスタジオライフの『トーマの心臓』の配役表。今年6月には新宿紀伊国屋ホールを舞台に、ライフの十八番であるこの作品は、過去のメイン役者を一部欠き、大幅に役を変更して新たな出発となります。 FC…

ヴァンパイア祭り完結、『ヴァンパイア・レジェンド』観劇記(3)

気高きママ、林勇輔 Aキャストは、笠原浩夫&曽世海児コンビの「濃い愛の世界」に周りが翻弄されている感がありますが、それと対照的に及川健&山本芳樹コンビのBキャストは、ゆったりソフトなイメージが広がっていて同じ作品とは思えないほど違いがありま…

こぼれ話あれこれ、『ヴァンパイア・レジェンド』観劇記(2)

東京千秋楽雑感 10日Aキャスト、11日Bキャストと続いたスタジオライフ『ヴァンパイア・レジェンド』千秋楽に行ってきました。これにて東京分のヴァンパイア祭りは終了、あとは大阪公演へと引き継がれますが、終わって安堵したのも束の間、どっと重い疲労感…

岩崎大に色気を下さ~い! 『DRACULA』観劇記

連鎖公演パート2開幕 『ヴァンパイア・レジェンド』に引き続き、スタジオライフの『DRACULA』がスタートしました。出演者は、端役も含めて4パターンも役があって大変だなあ、という印象です。その分、見てる側はとても楽しみが多く、わくわくしちゃ…

黎明期のムード、『ヴァンパイア・レジェンド』観劇記(1)

待ちに待ったスタジオライフの世界 アートスフィアにて劇団Studio Lifeのドラキュラ連鎖公演がスタートしました。8年ぶりに『ヴァンパイア・レジェンド』と2年ぶりの再演となる『DRACULA』です。キャストも2パターンずつ、4組もあってまたチケッ…

白夜行(黎チーム初日)トークショー

また地震が・・・ スタジオライフ(Studio Life)「白夜行第二部」初日の報告の続きです。芝居のラスト近く、なんとなく身体がぐらついて「眩暈かしら・・・?」と思ったら、実は地震でした。初日恒例の舞台挨拶にトークショーがプラスされた今回の初日、藤原さん…

20周年記念のミステリー『白夜行』が残した残像

果たしてこれは・・・? 劇団スタジオライフ(Studio Life)の記念すべき20周年に劇団初の二部作として上演された東野圭吾作のミステリー作品『白夜行』。9月に第一部、続いて12月には第二部を観に行きました。 第二部の東京公演は、まだ始まったばかりです…

スタジオライフ「メッシュ」

7年ぶりの萩尾望都作品「メッシュ」 珈琲ブレイク?にスタジオライフ(Studio Life)ファンにしか分からないと思われる芝居の感想などを。 昨今の私のスケジュールは3ヶ月毎に山場を迎えます。無我夢中になっていた時期はおそらく過ぎてしまってますが、何…

スタジオライフ版「トーマの心臓」との運命的な出会い

男性だけの聖なる空間へ 『1999年の夏休み』と異なり、原作の舞台版として『トーマの心臓』を成功させたのが劇団スタジオライフです。それも劇団の演出家兼脚本家である倉田淳さんの熱意の賜物に他なりませんが、2次元の世界を3次元化するのは至難の業だっ…