雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

映画

ちっとも参考にならない・・・私的期待の作品群

正月明けで狂った体内時計が、再び3連休でまた狂う、という悪循環でなかなか本調子にはならず、頭がボーっとなっております。目下、楽しみごとは2月に控えし、3つの映画くらいでしょうか。 まあ、自慢じゃないがなかなか常人とはシュミの合わない映画ばか…

そして春風にささやいて(1)

柳下大主演 2月の映画 ひっそりと?公開中の映画です。どうやら『BOYSLOVE』シリーズに腐れ脳を刺激されてしまい、こんな作品を引っ張りだしてしまってます。もともとは「タクミくんシリーズ」という文庫にもなってるBL青春小説が原作です。 未読ではあり…

禁断?はたまたピュアラブ?「BOYSLOVE」の世界

正月明けのこの「時差ボケ」頭ではまともな思考能力は無く、ウニ状態なため、ちょっと思い切り逸脱してしまっていいでしょうか。なんだかブログがマズイ方向にいっちゃいそうで(汗)悩んだのですが、あまりに面白くてついつい手出ししないではいられません…

'07総括(2)

こちらは量は充実してましたが、これぞ!という目玉はあまりなかった印象です。イケメンブームを巻き起こした「花ざかりの君たちへ」と、GACKTのサムライ姿も鮮やかだった「風林火山」が印象に残りました。個人的には、海外ドラマ「LOST」第2シリーズに…

「ALWAYS 続・3丁目の夕日」初日に鑑賞

どうしても我慢できず、3日の初日に「ALWAYS 続・3丁目の夕日」を見てきました。前作をTV放映で見たのですが、あまりに好き!になってしまい、最近には珍しく何度も見返してしまうありさま。昭和の町並みの再現(CG)を映画館で見なかったことを大変後…

映画「東京タワー オカンとボクと時々、オトン」 

GW中、「東京タワー オカンとボクと時々、オトン」を見に行きました。覚悟はしていったものの、オダギリジョー君演じるボク、の母を労わる優しさ、と樹木希林さん演じるオカンの自然な演技に泣かされっぱなしで、体中の水分が放出されてしまったようで疲れ…

映画『僕は妹に恋をする』 ポスターに一目惚れ

日頃、ほとんど直感で映画を選択している私ですが、ポスターを見てこれは見たいぞ!と思ったのが松本潤主演の『僕は妹に恋をする』でした。とにかく、白地のシンプルすぎる背景に、爽やかなマツジュンの制服姿の上半身の写真がドーン・・・まるで絵に描いたよう…

'06総決算(2)

映画については、邦画が花盛り。劇場で鑑賞した「日本沈没」「フラガール」「地下鉄に乗って」「ゆれる」等いくつか話題作も見ましたが、これだ!と思えるものはそれほど多くありませんでした。泣ける作品は魅力ではありますが、それ以外に何か、が欲しいか…

映画『王の男』

12月9日の公開初日以後、1週間経ってようやく見ることができました、イ・ジュンギ君の『王の男』。予想したセンセーショナルな歴史劇、長年の禁忌を破ったキケンな試み・・・というのにはやや薄く(日本のあらゆる芸術文化作品に蔓延する倒錯美に慣れてしま…

遅すぎの上陸、イ・ジュンギ

最近、いろいろと気になる人&モノが増えてます。まだ興味本位であちこちかじってる段階なので、とりあえずそのまま列挙しちゃいましょう。まずは、もうすぐ劇場公開される映画『王の男』から。中性的な魅力で話題のイ・ジュンギ君です。いやはや待ちました…

『世にも奇妙な物語』エキストラ参加(2)

その日は、少々蒸し暑いくらいの良い天気でした。郊外のとある建物の一角に集められた50人ほどの素人エキストラ集団には、特に大掛かりな説明などはありません。 その都度、指示があった場所に移動するという程度のものでした。なんせ通行人役、ただ歩けばい…

『世にも奇妙な物語』エキストラ参加(1)

今ではネットなどで素人エキストラ募集などが結構さかんになってきてますが、当時はまだメディアでの公募が多かった、と思います。たまたまフジテレビクラブ*1会員でエキストラ登録などしてみたので幾つか「参加しませんか?」と葉書が届きました。大抵は、…

新しいトート閣下、誕生

先日、WOWOW「プルミエール」で東宝版『エリザベート』ミニ特集があり、新しいトート役の武田真治君が紹介されていました。稽古場に集合した役者達に「今回4人目のルドルフ・・・に選ばれた武田真治です。」とお茶目な自己紹介をして大爆笑が巻き起こり、相変…

子供は親を選べない、『カナリア』

母と妹と共に教団ニルヴァーナに入信した光一は、テロ事件以後、施設に保護されていたが、祖父に預けられた妹を取り戻すために脱走する。偶然出会った大人びた少女、由希とちょっと変わった人々との触れ合いが彼に封印していた過去や感情を蘇らせる。日本一…

親父はつらいよ、『サマリア』

援助交際をしている親友が警察に追われて自殺、そのショックから彼女の身代わりのように援助交際を始める少女、そして最愛の娘の行動にショックを受けなすすべもない父親の話。こちらも韓国映画です。チラシの可愛い”女の子二人組”がフェイントをかけさせま…

イ・ビョンホン主演『バンジージャンプする』

学生時代の恋人(女性)の生まれ代わり?と思い込み、高校生の教え子(男子)をどうしようもなく追いかけてしまう教師、の物語。勝手な想像ですが、韓国映画としては変わった部類の映画かもしれません。人気俳優、イ・ビョンホンが主演ですが、日本で人気が…

衝撃を受けた映画『愛のイエントル』 バーブラ・ストライザンド

最近、ふっと思い出した映画があります。バーブラ・ストライザンド(BARBRA STREISAND)主演*1の『愛のイエントル』('83米)という作品です。この映画、DVD化を待ち続けてる私の「B級リスト群」*2の一作でもあります。 しかし、私が熱愛する作品は、やはり…

心を静かに焦がす映画との出逢い〜「メゾン・ド・ヒミコ」

はからずしも映画ネタが続いてしまうのですが、つい数日前にあまりにも衝撃的な出会いがあったために書かずにはいられなくなってしまいました。それは、『メゾン・ド・ヒミコ』という1本の邦画です。 もともと昨年、映画館内で何度も予告を見ていて、「かな…

愛と勇気の物語、「奇跡の人」ヘレン・ケラー

現在も気まぐれ刊行(?)に近い超スローペースで続行中の『ガラスの仮面』。最新作では、携帯メールを操る桜小路優君の登場、に大爆笑させてもらいました。当初の頃は、黒電話で話していた彼等ですから実に30年の時を越えて”変わらず”生きている凄さです…

映画「里見八犬伝」の魅力 荒唐無稽で楽しく、時代物の魅力も詰まった作品

角川映画の黄金時代(?)に製作された『里見八犬伝』(鎌田敏夫原作、1983年作)は、今でも大好きな作品です。もともと江戸時代に滝沢馬琴が書いた長編小説「南総里見八犬伝」がモチーフです。 この作品は、コミック、アニメ、抜粋小説、アレンジ小説、芝居…

毒とエロスの交錯する世界、「薔薇の葬列」

少年・ピーター、衝撃のデビュー作! 今から4年ほど前、'70年代リバイバルブームの最中、とあるカルト映画がリバイバル上映されました。その名前は、『薔薇の葬列』。昔から何度か耳にしておりましたが、おどろおどろしいポスターに恐れおののき(笑)、な…

青春のほろ苦い恋の痛み、渚のシンドバッド(男×男編)

これぞ、青春映画の傑作!・・・でしょう 誰でも経験がある、初恋(片思い)を描いた傑作映画が『渚のシンドバッド』です。世に言うありきたりな青春映画ではありません。これは男の子を好きになった男の子の映画なのです。 渚のシンドバッド [DVD]出版社/メ…

「バッド・エデュケーション」の強烈な世界

映画『バッド・エデュケーション』(邦訳:悪い教育、とはなかなか)は、なんと、全編ほとんど男しか出ていない!と驚いた映画でした。任侠・アクション映画でもあるまいし、こんなに女の出ない映画は初めて見ました(笑)。そう考えるとすごい映画ですね。 …