雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

ジャニーズ最後の日

とうとうこの日がやってきた、唐突に

一連のジャニーズ問題のあおりをくらって、望まない形で「ジャニーズ」という名前が終了していきます。熱烈ファンもしんどいでしょうが、所属タレントはもっと辛いでしょうね。


私自身も、確かに幼少から青春時代(?)を超えてずっと「ジャニーズ」のアイドルと共にあって、何度かはオタク道にもハマっていろいろと思い出に浸る部分はあります。


少年隊・光GENJIKinki Kids・V6・Hey Say JumpそしてSnow Manとライブ参戦した一つ一つがキラキラ輝く✨笑顔と共に思い出されます。さらにJr.という形ではもっと沢山の少年達を思い出します。


タッキー、今井翼山下智久中島健人菊池風磨森本慎太郎、皆キッズ時代可愛かったなあ~。もちろん、テレビ・映画・雑誌・舞台・CDと色々な場所で彼らに出会ってきました。

ジャニーズが無くなってしまった理由


ジャニー喜多川氏の性加害事件(おどろおどろしい闇の出来事)
・スポンサー&テレビ局の手のひら返し
・正義感を振りかざした世間のバッシング
・事務所の後手後手対応の遅さ
・長年のジャニーズ忖度や他事務所タレントへの圧力のしっぺ返し


こんな人間の極限までの醜さの露呈の故に60余年の老舗の芸能事務所として看板を下ろす・・・という展開になったのは残念無念ではあります。その憤りを抑えきれず、ぶつける先も見いだせない幾多のファンがいるのはさもありなんです。


一方で、心のどこかでジャニーズは「これからますます衰退するのではないかな」という思いは数年前から強くありました。もはやCDやテレビの時代ではないですし、いくら取り繕ってもこれだけSNSが発展して見るモノも多様化してる時代。


あくまでもCDに拘って、配信を頑なに拒んでいたことも時代遅れの烙印を押される要因となりました。歌唱力やダンスという、芸能としての基礎についてももうちょっと本腰入れてスキルアップする必要もあったでしょう。


日本国内だけに留まらず、世界進出についてもそれなりに真面目に考えたら、キンプリの分裂もなかったでしょう。今の若いタレント達には、世界は狭くなっていますし、同時代のムーブメントも起きやすいのです。


反面、アイドルとはいえ、生身の人間だけにスキャンダルも出やすくなってます。少女たちの夢を具現化するものになりにくくなっているのかもしれません。若い人にとってはジャニーズ以外の選択肢は無数にありますし。


正直言って、なにわ男子以降のジャニーズJr.のユニット(グループ)にも、飛びぬけた個性や実力は感じず、あまり期待が持てないでいました。


それは、Jr.メンバーだけの責任ではなく、トップがジャニー氏からタッキーへ、そしてイノッチへと変わったり、一貫して事務所が育てるという流れが断ち切られてしまったこともあるでしょう。


たのきんトリオ光GENJIなどのように、日本中を席巻するようなアイドルが偶発的に生み出されることもないですし、SMAPなどのようにお茶の間のアイドルに成長することも考えにくい。


さらに高齢化していくアイドル達の存在も気になっていました。事務所の権力が強く仕事にあぶれることがないため、ほとんどグループ解体状態でありながらも辞めずに残っていくのはどうなのか、と。


そこそこの生活保障が見込める待遇で事務所に残留するのは、逆にチャンスを逃してフェードアウトしていくように見えていたので、30代後半以上のタレントは独立を勧めるか、それこそエージェント会社へ移すなどもっと早くやるべき、と思ってました。


今回のような破滅的解体がなくても、いずれジャニーズは(激変緩和をしたまま)一部のオタク向けビジネスに陥っていくか、タレントの退所や独立が増えていくのではないか、とぼんやり考えていたところです。

11月には、大きく変わっていく


とりあえず11月には、所属のアイドルグループは、下記の選択肢のいずれかを選ぶことになりそうです。名前が変わるグループ(関ジャニ∞ジャニーズWESTSexy Zone)もあるとのこと。

①新エージェント会社に移る
②新マネジメント会社に移る
③退所、独立
④退所、他事務所(TO BE等)へ移動
⑤タレント引退


Hey Say Jumpはデビュー曲封印というかなりの痛手ですが、10年以上のキャリアのグループは①エージェントを選びそうですね。SnowManやSixSTONESもエージェントでしょうね。


逆に若手のデビュー前のJr.は②マネジメント会社のような気がします。何にせよ、あと2週間ほどで阿鼻叫喚の世界が展開されそうです。でもピンチはチャンスという言葉を信じていくしかないですね。


テレビ局がジャニーズのタレントを選ばないからと言って、他事務所の男性アイドルがすぐに代わりを務められるかというと、そんなに簡単じゃないだろうな、と思っています。


今年は、あのちゃんや新しい世界のリーダーズ、アバンギャルディ(← 個人的にイチ押し!)など女の子アイドルが優勢なので、しばらくこの流れは続くかもしれませんし。


但し、露出しなければ新しいファンを獲得するのもファンを続けていくのも難しいので、何か新しい媒体なりライブなりを早めに再開できるようになれるといいのですが。


あとは推しの頑張りを信じて、こちらもできることを地道に無理なく重ねていければ・・・と思います。これからの道は険しいけれど、これまでになくタレントとファンとの絆を一つ一つ感じて愛情を熟成できる期間ではないかとささやかな希望を込めて。


ジャニーズ事務所よ、今までありがとう


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