雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

ジャニーズをめぐる様々な問題と新しいビジネスチャンスへの所感

毎日が地獄

前回のブログから10日が経ちました。今なお、苛々モヤモヤの毎日が続いてます。その最中、東京遠征で「Dream Boys」を見てきました。
(一瞬のオアシスでした。それについたはまた次の記事で語ろうと思います。)


今、何がしんどいか、というと真綿で首を締めるがごとく、次々に推しアイドルの活躍の場が狭められていってることですね。そんなチマチマやるくらいなら「いっそ一思いに消してくれ!」と思い詰めてしまうくらいです。


ネットニュースを見ても本当のファンの想いなんて全然伝わってこない。いろいろな角度から、苛立ちの根本とか将来の活動への小さな願いなど、ざっくりと書いてみようかと思います。

保身のみで誠意の感じられないスポンサー達の動き


まったく持って情けないの一言がコレですよね。自社の生き残りとか、ご都合主義の人権意識とか、とかく見ていて気持ちが悪いの一言です。


勿論、難癖つけられる隙を作ってるジャニーズ事務所にもかなり問題はありますけど、今まで散々、売上に貢献してくれたタレントとそのファン達への感謝すらなくバッサリ切り捨てるやり方は、卑劣極まりないです。


※お金出してるのは企業のほうだから、「お前ら文句を言う筋合いはない、感謝しろ!」とでもいうのでしょうか。そのスポンサーの製品を買ってるのは、購入者のこちらなんですけど。


こんな愛情のない企業の製品なんて誰が好んで買いますか?己が購入者(ファン)の立場になれば、いかに非道な所業が分かるんじゃないでしょうか。しかも、アサヒHDや経済同友会のトップの意見が出た途端です。


経団連会長「タレントの活躍の機会奪うのは問題」 ジャニーズ性加害 | 毎日新聞
一方で経団連の意見はこちらですね。


日本人特有の右へ倣いの手のひら返しと主体性の無さは、衝撃的😲ですらありました。こりゃあ第二次世界大戦で敗戦まで突き進むわけだわ。その頃から自分の信念を持たない、という基本は変わってないのだろうな。


モスバーガーに至っては、
  新キャンペーン継続発表
   → 初日にいきなり中止
    → SnowManメンバー顔写真へのシール貼り
     → 中止が間に合わずCMオンエア

という非道ぶり。しょっぴー(渡辺翔)とラウールが、折に触れてどれほど愛情込めて宣伝していたか知らないの?・・・悔しくて泣けてきます。


不二家Lookチョコのキャンペーンでは、1回目ファミマと2回目セブンイレブンでのクリアファイル配りを予定していたのですが、セブンイレブンが中止してクリアファイルを破棄せよ、とのお達し。


ねえ、これってまるでアイドルを犯罪者扱いしてませんか?

アイドルの人権とファンの純粋な心を踏みにじってませんか?


勿論、それらの企業の全社員が「仕方ないでしょ」と開き直っているわけではないでしょうけど。


でもね、こちとら商品ボイコットを声高に主張はしないけど、こういう非道な行いは絶対に忘れませんし、商品を見るたびに思い出すんですから。同じ種類の商品があればそちらで代用しますよね。


あまりに小学生レベルのイジメ、集団リンチ、集団ヒステリーが目に余ったのか次第に冷静な記事も出てきましたし、いくつかの企業で「方針」や「提言」なども言い出すところが増えてきました。

toyokeizai.net

国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」や、日本政府の「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」は、取引停止を「最後の手段」と位置づけている。

取引を停止すると、監視の目が行き届きにくくなるなど取引先での人権問題が、むしろ深刻になる可能性があるからだ。取引先で人権上の問題が生じた際は、それまでの取引関係で築いた影響力を適正かつ強力に行使し是正策を迫るなど、事態の改善に努めることが求められている。


これですよ、これ。早急な取引停止は、単に企業自体の都合(トカゲのシッポ斬り)であり延命措置でしかない。そこには、責任の一端を担ってチェックを行うとか、タレントやファン(消費者)への思いやりも全く見えません。


ましてや海外からの圧力を笠に着て、自分流に捻じ曲げて「正義」ぶってる醜悪さが見え隠れしてます。だから、100%ああそうですよね、と納得できないんですよ。所詮、借り物の人権意識なんてほころびだらけです。


※まあ、実際は(暇でお金も出さない→)クレーマーの突撃などもくらって、企業側も色々と大変な思いはされているでしょうけどね。現場とトップとの考え方の違いもあるだろうし、そこは全く分からないわけではないんですよ。


ちなみにこのジャニーズ叩きのクレーマー達、(ジャニファンに比べて)声はデカいが商品は買わないでしょうから、企業はその声を聞く意味あるのか、とも思うんですけどね。


toyokeizai.net


www.hokkaido-np.co.jp

一番ふらついてるテレビ局


スポンサー企業は振り上げた拳を下ろすことができず、今度はテレビ局への口出しへ移っていくのでしょう。段々とTV番組への出演にもブレーキがかかってきている気配があります。


今、どっちつかずで困っているのがテレビ局なんだろうな、という感じです。報道や芸能など所属部門ごとに考え方が違っているので現場は混乱していると聞きました。


残念ながらあと半年のうちに、
 ・ドラマの起用から外される
 ・歌番組から外される
 ・レギュラー番組を切られる
 ・紅白出場取り消し
 ・カウントダウンコンサートの中継中止
とか今は悪い未来しか見えてきません。


テレビ局でも愛情持ってジャニーズタレントを盛り上げていきたい、という思いの人達も決して少なくないと思います。しかし、こういう負のスパイラルが始まると、もうどう手を付けて良いのか分からなくなるでしょう。


本当の犯罪者は、ジャニー喜多川氏。そして性加害を止めずに助長していたことになる事務所スタッフの一部(それに付け加えるとすると忖度してた各メディアの関係者もかな)です。


タレントに責任はない」と皆免罪符のように言ってる割に、グローバルスタンダードを声高に叫ぶ人ほど事務所を糾弾し、徹底的に破壊しようとしています。犯罪者を儲けさせて、性的搾取していた企業なのだから、生き延びるのは言語道断なんだとか。


なんだか論理が飛躍しすぎてついていけません。グローバルスタンダードを理由に叩いて当然だ、という風潮は、ただ自分の頭で対策を考えることを放棄しているだけなのではないでしょうか?


こんな形で諸外国の論理を盲目的に信じて、他のタレント起用に動いてもそれが日本の芸能界にとって素晴らしく良い結果になるとは全然思いません。(この徹底的に叩く怒りのエネルギーをちょっとは日本のグダグダな政治家や不条理へ向けてくれよって)


一方で少し風通しは良くなっていくのかな。ジャニーズ独占があまりに酷かったのは、私も認めるところです。メリー氏存命中の頃の忖度や他事務所の男性アイドル達への妨害活動とかスキャンダル揉み消しとかやっぱりかなりヤバかったのでしょうね。


そういうジャニーズ側の悪行の積み重ねこそがジワジワと今の現状に繋がっている気がします。

被害者の会の一部に感じる「疑い」


ジャニー喜多川氏の性加害がとんでもない犯罪(男性への性犯罪適応は2017年6月から刑法への運用開始)で、被害者のメンタルケアや賠償が大事、というのは間違いなく正しいことだと思っています。それでも拭いきれない一抹の疑いが出ています。


ジャニー氏が亡くなっている以上、被害者の受けた告白以外に証拠がないのです。被害を受けている人がいないとは思いませんが、名乗り出た人が本当に被害を受けたのか、大げさに吹聴している可能性とか、昔のことで詳細がはっきりと思い出せない、ということもあるでしょう。


一部の被害者のマスコミへの応対や過去の言動にも、ちょっと信用できない部分があります。それについては、詳しくは語りませんが、後々、別な犯罪に変化していかないといいな、と思っております。

今後のSnow Manの方向性について


私の推しであるSnow Manについては、私自身が失望したり飽きたりない限りはどこまでも応援したいと思っています。グループが空中分解されなければ何を選んでも構わないという感じ。


今までは、止まらずに動き続けていて体も酷使していたでしょうから、天から預けられたひとときとして、消耗した体力・気力をリフレッシュする休養期間にしてくれたら嬉しい。


その後は、TOBEに移籍してもいいし、独立して個人事務所を立てたり、別の芸能プロダクションに移ってもいいメンバーの意思を尊重します。彼らはそれだけ人間的に成熟していますし、他と替えのきかない魅力も持っていると思っています。


事務所から出るということは、名前も変わり、今の持ち歌も歌えなくなる可能性がありますから、やはり部外者が言うほど簡単な話ではないのです。まして、新天地が今と同じくらいの高レベルの活動に繋がるか分からない。


ライブなど見ていれば、ジャニーズのエンタメ関連のスタッフの技術はなかなかのものですよ。ロックバンドや数々のコンサートを見てますが、創意工夫や面白さという意味では群を抜いてます。


私の所感ですが、アイドルは夢と希望を与える存在であって、いくつになっても楽しめる壮大な遊園地でいいんだと思うんです。ディズニーランドとかハリーポッターとか、ただただ楽しく笑顔になれる世界。


その一つのテクニックとして、歌・踊り・演技・バラエティ性などを身に着けていってるジャニーズアイドルって他では替えが効かないんじゃないかと思うのです。

新たなファンビジネスを開拓して欲しい


この騒動の行きつく先で、もしも現在の各種媒体でファンがジャニーズタレント達を見る機会がほとんどなくなったら、逆転の発想も必要かと思っています。


日本人の10人に一人、実に1000万人以上のファンを持つジャニーズです。こんなに顧客がいるのだから、なんだってできるじゃないですか。

新事務所名の公募


真っ先に取り掛かって欲しいのは、ジャニーズ事務所の名前変更ですね。全ての企画はそこからスタートです。ファン総出で公募したらいいです。それなら、新しい名前でも未来永劫愛されていくと思いますし、新しい歴史を作れそうです。

ファンとのミーティング・旅行・イベント


今まであまり出来ていなかったファンとの交流を図る試みです。こういうことならいくらでも出すよ、というファンって結構多いと思うんですよね。他所で使うお金をタレントに還元できますし、近くでアイドルと交流できるのはどちらにっても得ですよね。


ミュージカルタレントや宝塚、小劇団など資金集めも含めて、こういう企画いっぱいやってますし、参加すると一生の思い出に残ります。

ジャニーズ専用チャンネル


YouTubeチャンネルは今まで通り続けて欲しいですが、宝塚のように24時間の専門チャンネルはあってもいいのでは、と思っています。公演情報やドキュメント・ライブ中継・バラエティやトーク番組も作れます。


過去のライブ映像や映画などいくらでもネタはあるのですから、恐らく質&量ともに問題ないと思います。

ジャニーズ専用劇場の建設と年間興行


Kinki KidsやV6などがまだデビューしたての頃に特設の小屋を建てて、ライブをしていた記憶があります。簡易的な特設ステージではなく、いっそのこと完全なる豪華な劇場を立てて、演劇・ライブなどを年間で慣行する。


専用劇場が欲しいのは、現存の劇場・ライブ会場だとまたスポンサー問題の二の舞が起こる可能性があるからです。外野からの攻撃を避けるには、何が何でも自分達の持ち物である必要がある。


シナリオなどはいろんな権利などがあってすぐには難しいかもしれませんが、オリジナルで制作したり過去の作品を再演することなどで切れ目なく演目を続けることができると思います。

自社ブランドの製造販売とローカルブランドとのタッグ


あらゆる大手スポンサーと縁が切れたとしたら、グローバル展開とか今はそこまで視野に入れていないけれど優れた地方ブランドとタッグを組んで、新商品を作ればいい。


飲み物とかお菓子とかキャラクター商品など、とことんオリジナルに拘って作れば相当の売上が確保できると思います。なんだかワクワクしてきませんか?こういう未来を考えていったら、必ずしも八方塞りばかりではないと思えてくるのです。


まあ希望的観測なのは重々承知です。でも、これくらい夢見ていてもいいじゃないですか。ジャニーズになんの思い入れのない人達が寄ってたかって難癖つけて潰そうとしているだけの醜い現状より、よっぽどお花畑のほうが有意義です。


それに企業論理だの経済だの、人はそればかりで生きてるわけじゃない。エンタメ・推し活を生きがいや心の支えにしている人は沢山います。ジャニーズが無くなることでの日本人への悪影響の大きさは計り知れないと思っています。


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